◆Mahjong 符の加算方式は全部で5つ
符計算の対象となるのは
「副底・和了り方・4面子・1雀頭・待ちの形」この5項目となります。
副底が最も単純で、
和了すると必ず20符が付くという、
符の最低ラインとなります。
このため、麻雀の和了は、最低20符となっています。
◆Ten 和了り方と待ちの形による符
この2つは、副底とあわせ、同時に計算するのが楽です。
面前・ロン・ツモといった和了方法や、待ちの形(両面待ちや単騎待ち等)に対して加算される符。
和了り方による加符
面前ロン和了:面前加符として
10符が加算されます。
面前ツモ和了:ツモ符として
2符が加算されます。
鳴きロン和了:
0符、加符はありません。
鳴きツモ和了:ツモ符として
2符が加算されます。
※ツモによる符はALL2符。
あまりありませんが、嶺上開花や海底摸月によるツモ和了りの場合には、
例外としてツモ符2符が認められず、0符とされることがあります。
待ちによる加符
いい待ちだと0符:両面


や双ポン




待ちの場合、0符。待ちによる加符はありません。
悪い待ちだと2符:ノベタン




のほか、辺張


・嵌張


・単騎

待ちだと2符。
和了り方による加符まとめ
副底や待ち、和了り方による符をすべてひっくるめると、このような形となります。
32符:悪い待ちで面前ロン(鳴いた場合
−10符)
30符:良い待ちで面前ロン(鳴いた場合
−10符)
24符:悪い待ちでツモ(ツモなら鳴きは無関係)
22符:良い待ちでツモ(ツモなら鳴きは無関係)
◆Ten 4つの面子構成と符
麻雀の手は七対子(チートイツ)などの例外を除き、4面子1雀頭で構成されることとなります。
この
4面子の部分が符の大部分を占めます。
順子:



など、
すべて0符(順子には、符が付かない)
刻子:



が2符、



や



が4符、



が8符
(刻子は2〜8符)
槓子:




が8符、




や




が16符、




が32符
(槓子は8〜32符)
面子部分は、
刻子系の形でないと符が付きません。
刻子系の
最低が断幺九明刻2符(暗刻・暗槓なら×2、幺九牌なら×2、カンなら×4)
最大符が32符の幺九牌暗槓、最低2符×暗刻・暗槓2倍×幺九牌2倍×カン4倍=32符となります。
双ポン待ちの符計算
以下のような形で待っている場合には、ロン和了りとツモ和了りによって面子の符が変わってきます。
双ポン待ち:












ツモ和了り(

)の場合には、



など、自分で暗刻を作ったことになります。
この場合、
三暗刻が成立する上、幺九牌暗刻8符が加算されます。
ロン和了り(

)の場合には、



など、他家の力を借りて刻子を作ったのと同じです。
この場合、三暗刻が成立せず、
面前ですが、幺九牌明刻4符として加算されます。
◆Ten 雀頭による符の加算について
面子のほか、雀頭に対しても符が加算されます。
雀頭に対して、符が加算されるのは、
雀頭部分を翻牌・役牌で作っているときです。
簡単に言うと、
平和(ピンフ)が成立する雀頭なら0符。といったようになっています。
平和(ピンフ):













ロン:

※平和の雀頭には、翻牌・役牌を使用できない。この場合、西が客風牌なら平和(ピンフ)が認められる。
雀頭部分に符が付く場合、2符となります。
※連風牌が雀頭の場合には、4符とするルールもあります。
連風牌が2符の場合、1翻の最高符が100符。連風牌4符なら110符まで可能です。
◆Ten 符の計算をまとめると
以上が符の算出方法となります。
1.和了方法により、22符・24符・30符・32符があり(
鳴きロンの場合には、−10符となります)
2.面子部分は
刻子または槓子のみ符が加算、加算符は2〜32符(最低が断幺九明刻2符、幺九牌なら2倍、暗刻・暗槓なら2倍・カンなら4倍)
3.雀頭部分が翻牌・役牌なら2符を加算(ピンフが成立しない雀頭であること)
まとめると、この3点だけで符計算ができるということです。
符計算における例外事項
※
鳴き平和(なきピンフ)のロン和了りは、計算上20符ですが、30符として計算します。
※
平和ツモ(ピンヅモ)は、20符として取り扱います。
※
七対子(チートイツ)は、25符として取り扱います。
七対子を2翻25符ではなく、1翻50符として扱う場合もあります。
※雀頭部分が連風牌の場合には、4符とする場合があります。
※嶺上開花や海底摸月によるツモ和了りの場合には、ツモ符を0符とする場合があります。
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麻雀の点数計算と早見表