◆Mahjong 連荘と積み棒・積み符・供託棒
親が和了ったり流局時に聴牌しているなど、場が進まないこと。
これを連荘と言います。
※和了れずに、流局時聴牌どまりの時は、連荘しないルールもあります。
連荘したとき、親は芝棒【100点棒】を場に出します。
この、芝棒(積み棒)
1本につき、和了点数が300点加算されます。
この点数加算のことを、積み符と呼びます。
また、このほかに場に出される点棒として、リーチ宣言時の【1,000点棒】が挙げられます。
この
リー棒のことを供託棒と呼びます。
積み棒で誤解されやすいポイント
親が流局時にノーテンで、連荘が終わったとしても、積み棒は加算されます!
積み棒は、供託されたものではありませんので、親だった人の元へ返ります。
積み棒は、親が連荘したときや流局時に加算されていき、子が和了してはじめて0本となります。
積み棒は、
子が和了した時以外は、常に積まれていくものです。
積み棒は親に戻る
親が流れてしまった場合、場に積まれている
積み棒は、親の元に戻ります。
子が和了して流れた、流局時に親がノーテンだった等といった。流れた事由については、関係ありません。
流局で流れた場合、新しい親が、流れる前の本数+1本の積み棒を積んでください。
※
積み棒は、供託棒ではありません。
リーチの際など、場に【1,000点棒】を供託することになります。
このリーチ棒は、供託した時点で持ち主の手から離れます。
このリーチ棒の供託のルールと芝棒(積み棒)の解釈が混同されやすいです。
※オーラスが終わった時も当然ながら、積み棒は親の元に戻ります。
※リーチ棒は供託した以上、誰のものでもありません。
供託棒については、和了した人のものになります(流局が続けば、場に保留、とどまり続ける)
もし、オーラスが終わった後、リーチ棒が残っているときは、1位(トップ)の人が総取りで取ることが多いです。
◆Ten 連荘・場の進み方と積み棒
実際に、場と積み棒がどのように変化していくのか、わかりやすく例を挙げます。
1.ゲーム開始時点:東1局0本場(
最初は0本場からはじまります)
2.親が和了った後:東1局1本場(親が和了したため連荘。本場だけが増えました)
3.流局時親聴牌後:東1局2本場(親聴牌のため連荘、本場だけが増えました)
4.流局親ノーテン:東2局3本場(連荘が終わりましたが、本場にはそんなこと関係ありません)
5.流局親ノーテン:東3局4本場(親の連荘と本場に関係なし)
6.子が和了した後:東4局0本場(親以外が和了したため、本場が0に戻りました)
このように、連荘と積み棒は関係がありそうですが、取り扱いについては、別になります。
※供託棒が誰かのものになる可能性があるのは、和了が起こったタイミングです。
和了が起きなければ、供託棒が誰かのものになることはありません。
◆Ten 積み符・積み棒と和了点数について
積み棒1本につき、積み符として300点が加算されます。
ツモの場合には、1本につき100点ずつ均等に負担することになります
(親や子は関係ない)
ロンの場合には、放銃した人が全額を負担します。
積み棒に関しては、誰のものでもないため、
和了した人が単純に、場から回収するだけです。
◆Ten 積み符・積み棒を含んだ点数計算の例
積み棒が場に4本、供託棒が3本あるような場合・・・(子でドラなし)


















ダマ聴 ツモ:

役:面前ツモ・一気通貫:
3翻
符:双ポンツモ和了り:22符+断幺九暗刻4符+雀頭0符=26符の
繰り上げ30符
30符3翻の和了の積み棒4本入れて・・・、
1,000−2,000の4本ずつ(ALL400)で
1,400−2,400
これが、この手の和了点数となります。
さらに、供託棒3本も回収でき、1,000×3=3,000
合計で、1,400×2+2,400+3,000=
8,200点の収入となります。
◆Ten 何本場までいけるのか・・・?
これは、ルールによります。
通常ですと、誰かの持ち点が0になるまで本場は進みます。
八連荘を採用しているような場合、
八連荘からは何を何回和了しても役満という役満地獄に突入するため、すぐに終了します。
※八連荘は親の8連続和了のほか、8本場での和了りで成立するというルールもあります。
箱割れなしのルールを採用している場合は、理論上、無限に本場が続きます。
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麻雀の点数計算と早見表