麻雀の点数計算と早見表【翻数・符数・高点法】

麻雀における点数計算の満貫以下の部分(満貫部分含む)について取り扱います。点数計算は、麻雀において一番敷居が高い部分ですが、計算式の理屈自体は単純。翻数と符の数え方を覚え、点数計算表の一覧を暗記するだけ。計算式から暗算も可能です。

◆Mahjong 初心者でも簡単にできる覚え方

どう頑張っても点数計算表を覚えられる気がしない、という方が多いと思います。 ※黒塗りの部分は、発生し得ない和了点部分となります。 この点数計算表というのは部分的に点数が被っている部分が多いため・・・、すべてを覚える必要はありません。 覚えるべき3つのポイント 1.ピンヅモの和了点数(ピンヅモ20符と、倍の40符・80符が同じ和了点) 2.七対子の和了点数(七対子25符と、倍の50符部分が同じ和了点) 3.平和ロン・鳴きピンフの和了点数(平和ロン・鳴きピンフ30符と、倍の60符が同じ和了点) この3つの和了点を覚えると、残りは・・・ たったのこれだけです。また、実際にこの和了点が発生するケースは稀で・・・、 この和了点を出すためには、カンが必須となります。 ピンヅモ、七対子、平和ロン・鳴きピンフ(30符)に加え。 この小さな表を覚えれば、点数計算表はすべて覚えたと言えます。

◆Ten ピンヅモ・七対子・平和ロン・鳴きピンフ

この3つが点数計算のキモとなります。この3つの点数計算が出来れば、点数計算表の8割を覚えたことになります。 残りの2割は、カンがないと成立しない符数となりますので、この3つを覚えれば、そうそう困ることはありません。 ピンヅモ、七対子、平和ロン・鳴きピンフ(30符)といった主要な和了方法の点数計算さえ覚えれば、 ほとんどの和了りが計算できるのがわかると思います。 ※70符以上については、カンをしない限り、成立することはありません。

◆Ten 簡単な点数計算の覚え方

以上から、ピンヅモ、七対子、平和ロン・鳴きピンフ(30符)の3つを覚えればいいということで、 順番に点数を挙げていきたいと思います。 ピンヅモ20符と倍の40符 子の1,300、2,600、5,200 ごんにー、がここに該当します。 ツモの場合、400−700、700−1,300、1,300−2,600といったように、 計算式の都合上、ちょうど半分になる訳ではありません。 覚えにくいですね・・・ 覚えやすくする方法の1つとして、点数が同じ部分があるという特徴を覚えておくといいです。 400−700、7001,300、1,300−2,600 子の場合、1翻違いのツモ和了は、必ずこうなります。 20符2翻で親から徴収する点数=20符3翻で子から徴収する点数。 この1翻違いの特徴は、点数計算表全体に言えることです。例外はありません。 七対子25符と倍の50符・100符 子の1,600、3,200、6,400がここに該当します。 ツモの場合も、400−800、800−1,600、1,600−3,200と均等です。 親の場合も1.5倍にするだけと、非常に覚えやすい部分です。 1,600、3,200、6,400さえ覚えておけば、事足ります。 平和ロン・鳴きピンフ(30符)と倍の60符 子の1,000、2,000、3,900 ざんく、7,700 ちっち、がここに該当します。 麻雀をやっていて一番なじみが深い点数なのではないでしょうか? 点数がちょうど倍になる訳ではありませんが、よく聞く点数のため、覚えやすいと思います。 ツモに関しても、300−500、500−1,000、1,000−2,000、2,000−3,900、 ロンの半分の点数という訳ではありませんが、なんとなくニュアンスみたいな感じで自然と出てくる部分です。 300−500、5001,000、1,0002,000、2,000−3,900 1翻違いの特徴は、ここでも使えます。
◆Ten カンしないと70符が成立しない理由
カンがない状態で最も高い符を見込めるのが、幺九牌暗刻を使ったツモり四暗刻のロン和了りです。 ロン和了でも、対々和と三暗刻が確定しています。 すべての牌を幺九牌にすることで、70符まで到達するのですが・・・(連風牌4符扱いの場合に限る) その場合、混老頭が成立して跳ね満手(符計算の対象外)になってしまいます。 ツモり四暗刻:面前双ポンロン和了で30符、幺九牌三暗刻で24符、五萬明刻扱いで2符、連風牌雀頭で4符。      ロン:(合計60符) 60符4翻で、余裕で満貫いってますが・・・、 カンを使わずに、符を70符に到達させるのが無理というのが良くわかると思います。 ※上記は、連風牌を4符とした場合です。  連風牌2符扱いの場合、上記の断幺九対子が幺九牌対子でも60符が限界となります。
◆Ten それでも点数計算が覚えられない
どう頑張っても、点数計算表の一覧が覚えられないということでしたら、 もう、頑張らなくてもいい。 こんなもの覚えなくとも、その場で点数を暗算してしまえば、 点数計算表もなにもありません。 麻雀の基本点は、符数×2^(翻数+バンバン2)で計算することができます。 結論だけ書くと、乗数部分が、1翻が×8、2翻が×16、3翻が×32、4翻が×64・・・、 これがすべてです。 100符2翻を和了した!この場合の点数計算は? 100×16=1,600が基本点! 子のツモだった場合、1,600−3,200! 子のロンだった場合、6,400! 親のツモだった場合、3,200ALL! 親のロンだった場合、9,600! ※最終的な計算結果に100未満の数字が生じた場合、問答無用で繰り上げます。 点数計算表を暗記せず、暗算だけでやってしまおうという方法もありです。 TOPに戻る:麻雀の点数計算と早見表
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