麻雀の点数計算と早見表【翻数・符数・高点法】

麻雀における点数計算の満貫以下の部分(満貫部分含む)について取り扱います。点数計算は、麻雀において一番敷居が高い部分ですが、計算式の理屈自体は単純。翻数と符の数え方を覚え、点数計算表の一覧を暗記するだけ。計算式から暗算も可能です。

◆Mahjong 麻雀の点数計算と早見表

麻雀における点数計算は敷居が高いです。 翻数は数えられても、符が数えられなかったり、 点数計算表が覚えられないという方も多いのではないでしょうか? 麻雀のソフトやオンラインゲームでは、符や点数計算が必須ではありません。 こういった部分があるため、 麻雀は打てるけど、点数計算ができないという方が多いと思います。 点数計算表(子と親の点数一覧) まずは、満貫未満の点数計算表(親と子)それぞれ、和了点の一覧となります。 ※黒塗りの部分は和了不可能な点数部分となります。 麻雀における満貫未満の点数計算は、上記の表によります。 暗記する。暗記できる自信はありますか? ちなみに、上記の表を全部覚える必要はありません。 和了点が重複する部分(翻と符の関係)が判れば、覚える部分を半分以下に削減できます。 ちなみに、私は半分以下でも覚えられる自信ないです。 どうしても暗記がダメなら、計算式自体を覚えるのが手っ取り早い。 和了点など、翻数と符からその場で暗算してしまえばいいのです。 1翻が×8、2翻が×16、3翻が×32、4翻が×64 結論から言うと、ある意味、これが全てとも言えます(基本点部分 符数×2^(翻数+バンバン2)で算出) 初心者でも簡単にできる覚え方(暗記部分の削減、もしくはやっつけ暗算) ※1翻110符は、連風牌を4符とする場合に成立します。  連風牌を2符とするルールの場合、1翻の最大は100符となります。 ※バンバンとは、場ゾロ2翻のことで、点数計算における計算式の基礎部分です。 ※和了点の最終的な計算結果に100未満の数字が生じた場合、問答無用で繰り上げます。 ※満貫未満の点数計算は、翻が1増える・または符が2倍になると、和了点が2倍になるという特徴があります。  例:20符の2倍→40符、40符の2倍→80符(このため、20符・40符・80符の点数計算は似ています)    60符は2倍ではありませんので、点数計算が別物です。 ※3翻は70符、4翻は40符から満貫(基礎点が2,000点以上ある場合、文句なく満貫となります)  端数の関係上、1,999などでも満貫点になります。

◆Ten 麻雀における符の計算は面子構成がメイン

麻雀は、特定の条件を満たした場合に、符を加算していきます(平和、七対子、満貫以上を除く) 副底20符:和了すると20符が無条件で加算されます。 和了り方:門前加符10符、ツモ符2符、鳴きロン0符。 4面子:順子0符、刻子が最低2符(鳴かなかった場合×2、幺九牌なら×2、カンなら×4) 1雀頭:翻牌となる牌なら2符(平和が成立しない牌が雀頭の場合) 待ちの形:両面待ちや双ポン待ちなら0符、それ以外なら2符(単騎、ノベタン、辺張、嵌張) 符の計算・加算方式は全部で5つ(副底、和了り方、4面子、1雀頭、待ちの形) 満貫未満の最大符数を計算(満貫未満で発生しうる最大の符はいくつになるのか?) ※平和ツモは20符、ロンは30符、鳴きピンフは30符固定。  七対子の和了はすべて25符固定となります。  満貫以上の手の場合には、青天井麻雀でもない限り点数計算は必要ありません。 ※雀頭が連風牌の場合、4符とするルールもあります。 ※符の計算は全てを合計した後、1の位がある場合、切り上げます。

◆Ten 麻雀の翻数計算は高点法による

七対子(チートイツ)と二盃口など、同じ形ですが、 七対子(チートイツ)は面子を雀頭で扱うのに対し、二盃口は面子を順子で扱います。 このため、この2つの役が複合することはありません。 このように複合しない2つの役がある場合には、和了点数が高くなる方の役で和了したことになります。 ●A●翻数計算と高点法のルール●A●(麻雀は和了点数が一番高くなるよう計算しなければなりません) ●A●面前役・食い下がり役と上位役・下位役●A●(上位役が成立する場合、下位の役は成立しません)
◆Ten 平和(ピンフ)と七対子(チートイツ)
基本となる平和(ピンフ)形と変則的な形である七対子(チートイツ)は符計算の必要がありません。 鳴き平和形のロン問題(1,000点未満)の解消や、点数計算の簡略化のため、固定符となります。 平和(ピンフ)の点数計算(平和ツモは20符、ロンは30符、鳴きピンフは30符固定) 七対子(チートイツ)の点数計算(七対子の和了はすべて25符固定) ※七対子を2翻25符ではなく、1翻50符とする場合もある。
◆Ten 麻雀の点数計算における問題
麻雀の満貫未満の点数計算については、上記のとおりとなります。 このほか、満貫以上の点数計算や、重ね役満や数え役満をルール上認めるか否かなど、 翻数や符以外の面においての点数計算について取り上げます。 連荘と積み棒・積み符・供託棒(連荘・積み棒・1本場などのほか、積み符300点、供託棒について) 満貫以上の点数計算と役満(満貫、跳ね満、倍満、3倍満、役満・数え役満・重ね役満) ※数え役満自体を認めないルールの場合、11翻以上すべてが三倍満となります(役満自体はあり、数えはなし) ※重ね役満、役満の重複やダブル役満、トリプル役満を認めず、  役満を一律32,000点(親48,000点)とするルールもあります。 点数計算の練習問題など 以上をもちまして、点数計算はほぼマスターしたと言えると思います。 練習問題と解答を作ってみましたので、計算できるか試してみてください。 ●A●点数計算の練習問題●A●(考えうる。あらゆるパターンを取り上げてみました) 最近の全自動麻雀卓について・・・ 和了点数の自動点数計算機能付きの全自動卓が登場しているようです・・・、 なんですかこれ?もう点数計算なんて必要ないんですか・・・? 34万円するようですけどね・・・(白目) ほんと、全自動卓は標準モデルでも18万円だったリ、 点数表示機能で30万円超えたりと、高いってレベルじゃねーです。 点数計算のアプリソフトやツールサイト ここのサイトが使いやすい(麻雀得点計算ex)http://tobakushi.net/mahjang/keisanex.html 「手牌タブ」と「和了り牌タブ」、「手牌部分をクリックで1枚減らす」 使う時に押さえておくべき点はこの3点のみ、実に役立つサイトさんです。 TOPに戻る:麻雀の点数計算と早見表
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